下肢(足)に痛みがある方は読み進めてください
1. スポーツ外傷
突発的なアクシデントで起こるケガをスポーツ外傷といいます。
下肢(足)の代表的なスポーツ外傷はこのような症状があります。
靭帯損傷、半月板損傷
靭帯損傷
肉離れ
骨折や打撲など
2. スポーツ障害
過度の運動や筋力、柔軟性の低下により、運動時に筋肉や関節、骨に負担がかかりすぎて発症するものをスポーツ障害といいます。
ジャンパー膝
シンスプリント、疲労骨折
アキレス腱周囲炎、アキレス腱断裂
疲労骨折
成長期の伴うスポーツ障害
オスグット・シュラッター病
シーバー病(踵骨骨端症)
検査や診断について
1. 触診、徒手検査
問診で痛くなった経緯や場所などを確認します。
足を押してどこに痛みを感じるかを調べたり、体を動かしてどんな動きだと痛みが出るかを検査します。
靭帯損傷の場合は関節の安定性等も確認します。
2. レントゲン検査
必要に応じてレントゲン検査を行い、骨折の有無を確認します。
3. エコー検査
レントゲン検査で異常が無い場合、筋肉や腱の損傷またはそれらの周囲の内部の出血を確認、レントゲン検査では分かりにくい骨折の有無を確認します。
ご両親へのお願い
お子さんは医師などの前では話がうまくできない事が多くあります。
診察時にお子さんに話をさせることもいいのですが、当日に痛みが無い場合もあります。
その為、お子さんから事前にこちらの内容を聞いていただけると、正確な診察を行うことが出来ますのでご協力をお願いいたします。
- ①いつから痛みが出ているのか
- ②何をしている時に痛みが出るのか
- ③どんな痛みなのか
- ④何をすると痛みがおさまるのか
治療法
骨折や筋肉、腱の損傷程度によってはギプス固定を行います。
ギプス固定を行わない場合は、サポーター(装具)・テーピング・包帯などを使い炎症や組織の損傷が治まるまでは安静にしながらリハビリテーションを行います。
必要に応じてエコー検査を使い組織の修復具合を確認することもあります。
筋力や柔軟性の低下等、スポーツ傷害の原因となるものはリハビリテーションにて改善させていきます。
ラグビー日本代表選手や、筑波大学ラグビー部、流通経済大学ラグビー部のチームドクターを務めている医師が診療を担当します。
トップアスリートが受ける治療や、スポーツリハビリ、トレーニングノウハウをご提供する事で症状の改善や再発予防、健康な体作りが可能です。
なお成長期のお子さんの場合、丈夫な体作りには栄養も大切になってきます。その為、親御さん向けに冊子などをお渡しして食事指導も行っています。
レントゲンやエコー、MRIに加えて、姿勢や動作の悪い癖も検査して、症状の原因を明確にしていきます。
その為、症状を改善するまでの時間も短くなり、動作改善も行うので正しい体の使い方が身に付き再発リスクを下げる事が可能です。
リハビリ室のみで約100㎡あります。
その為、ベットの上で行うリハビリだけでなく、鏡を見ながらの動作、姿勢の分析や改善、体操やマシンを使った運動や筋トレまで様々な運動療法が可能です。
そこでアドバイスした内容は冊子又は動画でお渡しする事が可能ですので、それらを見ながら正しい体の使い方を早く習慣化する事が可能です。
その為、ケガを繰り返さない体に変わっていけます。
なおリハビリ後には、1人1人の体の状態にあったパーソナルトレーニングを10分間受けることができので、より高いパフォーマンスが出せる体作りが可能です。
静かな環境で集中してリハビリを行いたい方の為に個室も完備しております。
ご希望の方はお電話でご予約頂くか、ご来院時に受付までお申し付けください。
※個室利用は別途料金がかかります。(2,000円)
小さなお子様がいるママさんも安心して治療が受けられるように、施設内に託児室を完備しております。
毎日の育児や家事で、体のあちこちに痛みが出ているママさんも通院しやすい環境を整えています。
さらにご家族連れでお越し頂いた場合でも、別フロアに落ち着いた雰囲気のカフェがございますので、 治療の間はこちらでお待ち頂く事も可能です。
再発予防
リハビリで教わった自宅で行うためのトレーニングやストレッチを定期的に行うことでリハビリの効果が上がります。
また、痛みが出たら安静にし、痛くない場所のトレーニングを行うなど痛みを繰り返し出さないことが重要です。
また我慢せずに主治医や担当理学療法士に相談することも大切です。
部活などで休みがとれず来院が遅れ、重症化したケースは多くあります。
大したケガじゃないと思っても症状が長引くこともありますので早めの来院がオススメです!
特に学童・学生の方は無理をしがちであるためご両親が日頃からお子さんとコミュニケーションを取り、何かあれば早めにご相談ください。