腕や肘が痛い
野球などをすると肘が痛い
腕や肘の痛みが出る原因とは?
検査や診断について
1. レントゲン検査
骨折・変形の有無等を確認します。
2. エコー検査
子どもの野球肘等、レントゲン検査でははっきりとケガの箇所が見れなかった時に行います。
レントゲン検査では見えなかった異常も見つける事ができます。
3. MRI検査
近隣の提携病院へ行っていただき、検査を行っていただきます。
肘関節内軟骨損傷やレントゲンではわかりにくい小さな骨折などが疑われる場合は検査します。
治療法
使いすぎが原因の場合は患部の安静が一番重要です。
必要に応じ、薬物治療・理学療法を行います。
特に投球動作による傷害の場合、肩・体幹・股関節に問題があることが多く理学療法による改善が必要です。
骨折がない場合の治療について
1. 痛み止め薬(内服薬、湿布)
痛みが強くない場合は、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)等の痛み止めの薬を飲んだり、湿布を貼って安静にする事で症状の改善が期待できます。
注意点:長い期間、痛み止めの薬を服用すると消化器(胃腸)の副作用が出る場合があります。
2. 理学療法
痛みがなかなか引かない場合は、温熱療法や電気治療、関節や筋肉の固さを取り除く為に理学療法士がリハビリテーションを行います。
ステロイド注射に比べると即効性はありませんが、長い目で見るとリハビリテーションを行った治療が最も効果的だという調査報告があります。
骨折していた場合の治療について
1. 痛み止め薬(内服薬、湿布)
骨折していない場合と同じように、痛みが強くない場合は非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)等の痛み止めの薬を飲んだり、湿布を貼って安静にする事で症状の改善が期待できます。
注意点:長い期間、痛み止めの薬を服用すると消化器(胃腸)の副作用が出る場合があります。
2. 手術療法
手術が必要な症例については、手術ができる提携の病院を紹介いたします。
3. 保存療法
必要に応じてギプスで肘を固定します。
お子さんの場合、成人に比べると骨の治るスピードが速いので固定期間は短いケースが多いです。
4. 理学療法
手術が終了後、一定期間が経過または保存療法が開始されたら、理学療法を行います。
安静にして腕や肘を動かさなかった事で、患部周りの関節は固くなって、筋肉はやせて細くなっていきます。
それらを予防する為、保存療法を開始した直後からリハビリを行っていきます。
理学療法によりケガをする前の状態に戻していくことが目的です。
ラグビー日本代表選手や、筑波大学ラグビー部、流通経済大学ラグビー部のチームドクターを務めている医師が診療を担当します。
トップアスリートが受ける治療や、スポーツリハビリ、トレーニングノウハウをご提供する事で症状の改善や再発予防、健康な体作りが可能です。
レントゲンやエコー、MRIに加えて、姿勢や動作の悪い癖も検査して、症状の原因を明確にしていきます。
その為、症状を改善するまでの時間も短くなり、動作改善も行うので正しい体の使い方が身に付き再発リスクを下げる事が可能です。
リハビリ室のみで約100㎡あります。
その為、ベットの上で行うリハビリだけでなく、鏡を見ながらの動作、姿勢の分析や改善、体操やマシンを使った運動や筋トレまで様々な運動療法が可能です。
なおリハビリ後には、1人1人の体の状態にあったパーソナルトレーニングを10分間受けることができます。
アスリートから子供、ご高齢な方まで幅広い年齢層の健康な体作りをお手伝い出来ます。
静かな環境で集中してリハビリを行いたい方の為に個室も完備しております。
ご希望の方はお電話でご予約頂くか、ご来院時に受付までお申し付けください。
※個室利用は別途料金がかかります。(2,000円)
小さなお子様がいるママさんも安心して治療が受けられるように、施設内に託児室を完備しております。
毎日の育児や家事で、体のあちこちに痛みが出ているママさんも通院しやすい環境を整えています。
さらにご家族連れでお越し頂いた場合でも、別フロアに落ち着いた雰囲気のカフェがございますので、 治療の間はこちらでお待ち頂く事も可能です。
再発予防
理学療法はケガをする前の機能を回復させるだけではなく、再発予防のための機能訓練も含まれております。
当院では理学療法により再び同じケガをしないような指導を心がけております。