目が覚めてしまう
服の着替えが苦痛
手を後ろに回せなくなった
肩の痛みが出る原因とは?
上腕骨に付着する腱の炎症
これらの症状は肩関節周囲炎といい、年齢によって発症する事が多いので四十肩や五十肩とも呼ばれます。
肩関節は上腕骨や肩甲骨周辺の筋肉や腱、関節の袋(関節包)から構成されて、それらが正常な動きをする事によってスムーズな動きが可能になります。
この症状の主な原因は、上腕骨に付着している腱に炎症が起こることです。
炎症がひどい場合、腱に石灰沈着することもあります。
検査や診断について
肩を動かした時、どの状態になったら痛みが出るのかを検査して、レントゲン検査を撮影します。これを行う事で痛みが出ている場所や肩の動き、筋力の状態を確認いたします。
なお腱の断裂が疑わしい場合は、エコーやMRI等でさらに詳しく検査します。
エコーはレントゲンでは分からない筋肉の炎症、腱への石灰の付着具合が正確に診断出来るので早期改善に向けた明確な治療計画が立てられます。
患者様もモニターを見ながら一緒に状態を確認出来ますので、ご納得した上で治療が受けられます。
治療法
治療は肩関節の動きを改善する事と、痛みを治す事が目的です。
石灰が腱に付着している場合はヒアルロン酸やステロイド注射を行うこともあります。
痛みが取れてきたら、リハビリを行い肩関節の動きを改善していきます。
動きが改善されてくると、夜寝ている時に出る痛みも治まってきます。
ラグビー日本代表選手や、筑波大学ラグビー部、流通経済大学ラグビー部のチームドクターを務めている医師が診療を担当します。
トップアスリートが受ける治療や、スポーツリハビリ、トレーニングノウハウをご提供する事で症状の改善や再発予防、健康な体作りが可能です。
レントゲンやエコー、MRIに加えて、姿勢や動作の悪い癖も検査して、症状の原因を明確にしていきます。
その為、症状を改善するまでの時間も短くなり、動作改善も行うので正しい体の使い方が身に付き再発リスクを下げる事が可能です。
リハビリ室のみで約100㎡あります。
その為、ベットの上で行うリハビリだけでなく、鏡を見ながらの動作、姿勢の分析や改善、体操やマシンを使った運動や筋トレまで様々な運動療法が可能です。
なおリハビリ後には、1人1人の体の状態にあったパーソナルトレーニングを10分間受けることができます。
アスリートから子供、ご高齢な方まで幅広い年齢層の健康な体作りをお手伝い出来ます。
静かな環境で集中してリハビリを行いたい方の為に個室も完備しております。
ご希望の方はお電話でご予約頂くか、ご来院時に受付までお申し付けください。
※個室利用は別途料金がかかります。(2,000円)
小さなお子様がいるママさんも安心して治療が受けられるように、施設内に託児室を完備しております。
毎日の育児や家事で、体のあちこちに痛みが出ているママさんも通院しやすい環境を整えています。
さらにご家族連れでお越し頂いた場合でも、別フロアに落ち着いた雰囲気のカフェがございますので、 治療の間はこちらでお待ち頂く事も可能です。
再発予防
最も大切なことは、肩の柔軟性です。
日頃からストレッチを行い、痛みが出たり肩が動きづらくなったら症状が悪化しないように早めに当院までご相談ください。